ウェルネスプランかこがわ(第2次健康増進計画・第2次食育推進計画)
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78 【4】休養・こころの健康 休養は、疲労回復やストレス解消のために欠くことのできないものです。市民が自らのストレスに気づき、疲労やストレスを蓄積させないために、ストレスの対処方法やこころと身体の健康を維持できる方法を、普及啓発します。なかでも睡眠は、効果的な休養であるため、質・量ともに良い睡眠を確保することが重要です。 また、自殺やうつ病に関する正しい知識の普及を図るとともに、周りの人や専門機関に相談できるような体制を整備し、市民や地域、関係団体、事業者等が一体となって総合的な自殺対策に取り組みます。 <取り組みの方向> いきいきと生活できるこころの健康づくりを目指します。 <目標> (1)睡眠による休養を十分にとれている人を増やします。 (2)悩みや心配事などを相談できる相手がいない人を減らします。 <目標実現に向けた取り組み> ●個人の取り組み● 乳幼児期* (0~5歳) 学童期* (6~12歳) 思春期* (13~19歳) ・早寝・早起きを心がけ、質のよい睡眠をとります。 ・家族で積極的に会話する時間を持ちます。 ・人とのコミュニケーションを大切にします。 ・困ったときは一人で悩まず誰かに相談します。 ・周囲の人を思いやる気持ちを持ちます。 ・「いのちの大切さ」について理解し、いじめをしません、させません。 ・デジタルメディア*は、睡眠に影響しないように利用します。 青年期* (20~39歳) 壮年期* (40~64歳) 高齢期* (65歳以上) ・睡眠障害に対する正しい知識と対処方法を身につけます。 ・うつ病等のこころの健康に関する正しい知識を身につけます。 ・困ったときは一人で悩まず誰かに相談します。 ・人とのコミュニケーションを大切にします。 ・自分に合ったストレス解消法を身につけます。 ・ゲートキーパー*(自殺のサインに気づき、声をかけ、相談機関につなぎ、見守る人)として自殺を予防できるよう、周りの人に関心を持ちます。 ・デジタルメディア*は、睡眠に影響しないように利用します。 ●関係団体の取り組み● ① 不眠やストレスへの対処方法に関する情報を提供します。 ② 悩みを相談できる機関の充実など社会環境の整備に努めます。 ③ 悩んでいる人に気づき、声をかけることができる環境づくりに努めます。 ④ 職場等で、こころの病気に関する支援に努めます。

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